RS Param Manager の新機能
機能と更新情報
Revit 2021–2027 · 1.7.78 · 2026-10-04
パラメータを一つずつではなく、一括で操作
パラメータの追加、削除、対応付け、転送、変更をまとめて行えます。RS Param Manager は、ファミリとプロジェクトのパラメータ操作を見やすい表に集約し、Revit の標準ダイアログの代わりに開くこともできます。
主要機能:一つの操作で複数のパラメータを処理
追加。 一つまたは複数の共有パラメータ ファイル(SPF)から共有パラメータを追加できます。ファミリ エディタでは独自のファミリ パラメータも作成可能です。Excel、CSV、TSV、TXT、クリップボードからリストを取り込み、グループとタイプ/インスタンスをまとめて指定できます。
削除。 複数の選択パラメータを、一つのコマンドと確認で削除します。Revit の組み込みパラメータは保護されます。ドキュメントの依存関係や制約によって、削除できない場合があります。
対応付け。 ファミリ パラメータや既存の共有パラメータを、SPF の共有定義へ置き換える対応を準備します。互換性のある定義を名前で照合し、適用前に確認できます。同じ GUID を使い、共有パラメータ名を SPF の名前へ更新することも可能です。
転送。 選択パラメータを別のグループへ移動し、ファミリ内の順序を変更し、ファイルでセットを受け渡し、プロジェクト パラメータを基準に合わせます。パラメータ間の値の転送には専用コマンドがあります。
タイプとプロパティの変更。 複数のパラメータをタイプ/インスタンス間で切り替え、グループやカテゴリを指定し、ファミリ パラメータのプロパティを編集します。Revit が許可する範囲で、ファミリ パラメータと共有パラメータを相互に変換できます。
必要なプロパティを一覧で確認
ファミリ内: 名前、由来(組み込み/共有/ファミリ)、データ タイプ、タイプ/インスタンス、値、式、ロックを表示します。所属グループは見出しで確認でき、編集ダイアログやツールチップには追加のプロパティが表示されます。
プロジェクトと SPF: パラメータの種類、データ タイプ、グループ、カテゴリ、適用可能なバインド プロパティを表示します。グローバル パラメータには値、式、レポート状態、SPF エディタには GUID、説明、定義フラグを表示します。プロジェクトの共有パラメータの説明とユーザー編集可否は、接続した SPF から GUID で取得します。
タイプ/インスタンス、パラメータの由来、データ タイプは別のプロパティです。長さや文字など、既存のデータ タイプを自由に変更する機能ではありません。置き換えには同じデータ タイプが必要です。
ファミリとプロジェクトでの操作
ファミリ:セット全体を追加・編集
パラメータを一括追加では、SPF の共有定義と独自のファミリ パラメータを一つのリストにまとめます。追加前にプロパティ、初期値、式を指定でき、既存パラメータは事前に識別されます。
パラメータを一括編集ではプロパティ表が開きます。複数選択時は選択したパラメータ、選択がゼロまたは一つの場合は組み込みを除くすべてを表示します。グループ、タイプ/インスタンス、レポート状態、ツールチップを複数行へ指定できます。名前での照合は、同じデータ タイプで候補が一つの SPF 定義だけを選びます。各行で手動の対応付けもでき、準備したセットをまとめて適用します。
プロジェクト:パラメータとバインドを一つの表に
折りたたみ可能な別々の区画に、共有、未バインドの共有、プロジェクト、グローバルの各パラメータを表示します。複数の適用可能な行に対して、グループ、カテゴリ、タイプ/インスタンス、グループ インスタンス間の値の変化設定を変更できます。未バインドの共有パラメータを複数まとめてカテゴリにバインドし、GUID を維持します。グローバル パラメータの値と式も同じ表で編集します。
バインド変更時の値: タイプ → インスタンスではタイプの値を各インスタンスへコピーします。インスタンス → タイプでは、そのタイプの全インスタンスが同じ値の場合に限り転送します。不一致は報告され、該当タイプの値は空のままになります。
転送、ファイル交換、確認
ファミリ — .params.json。 書き出しでは、全ファミリ タイプのパラメータ、プロパティ、式、値を保存します。読み込みでは変更前/変更後をプレビューし、チェックした変更だけを適用します。追加、明示的な削除、置き換え、名前、グループ、タイプ/インスタンス、式、値、順序が対象です。ファイルから省いたパラメータは削除されません。読み込み後は全ファミリ タイプの再生成を確認します。
プロジェクト — 基準との比較。 開いているプロジェクト、リンク、.rvt/.rte、.rsparams.json を基準にできます。共有パラメータは GUID、プロジェクト パラメータは名前で照合します。追加する共有パラメータ、修正するバインド、置き換え、削除する余剰パラメータを選択します。Excel、CSV、基準ファイルへ書き出せますが、データ タイプの不一致は自動修正しません。
値の転送と使用状況。 値の転送は一組の転送元/転送先パラメータを対象に、転送先カテゴリの要素やタイプを一括処理します。空欄のみの入力と上書きを選べます。使用状況は値の入力、集計表、フィルタ、ビュー、ファミリの確認を支援しますが、すべての依存関係が存在しないことを保証するものではありません。
SPF:ファイル選択以上の機能
SPF エディタでは接続ファイルを切り替え、プロパティの表示、検索、定義とグループの作成・編集、複数パラメータの移動・削除を行えます。既存の GUID とデータ タイプは変わりません。編集前にバックアップを作成します。SPF の変更だけでは既存ファミリ内の定義は更新されません。
使い慣れた Revit コマンドと改良点
標準ダイアログの代わりに開く
設定 → Revit コマンドで必要なコマンドを有効にします。それぞれに独立したスイッチがあり、既定では置き換えは無効です。有効にすると、従来の Revit ボタンと割り当て済みのショートカットから本ソリューションを開けます。
ファミリ タイプは拡張されたファミリ パラメータ表を開きます。
プロジェクト パラメータはプロジェクト パラメータ表を開きます。
共有パラメータは Revit で現在有効な SPF のエディタを開きます。
グローバル パラメータはグローバル パラメータだけを表示したプロジェクト表を開きます。
この方法で開いたウィンドウの標準 Revit ダイアログ…は変更を保存し、元のダイアログへ切り替えます。置き換えは無効にできます。すべての入れ子の Revit ダイアログを置き換えるわけではありません。Revit 2021 ではグローバル パラメータ コマンドの置き換えは利用できません。コマンドを置き換えられない場合、他のアドインが使用している場合、ウィンドウが開かない場合は、元のコマンドを維持または復元します。
バージョン 1.7.78 までの改良
式と読み込み。 複数行エディタはインデントと // コメントを扱い、Revit へは一行の式を渡します。読み込みでは式と値をまとめて処理します。式のエラー時には Revit のメッセージに、未知の名前、自己参照や循環参照、タイプからインスタンスへの参照、両立しない制約など、検出した原因を追記し、関係するパラメータのデータ タイプも表示します。
入力エラーの繰り返しを防止。 テキストを修正する、入力を取り消す、可能な場合に変更を強制適用する、という選択肢があります。強制適用では式、寸法ラベルやロック、障害となる寸法や線が削除されることがあります。事前に原因を確認し、実行後は変更レポートを確認してください。
操作と関係の確認。 Tab/Shift+Tab は同じ列を下/上へ移動し、方向キーでセル間を移動できます。編集中のスクロールも可能です。「関連を表示」は直接の式依存先を強調します。「未割り当てを表示」は寸法や配列に割り当てられていない長さ、角度、整数パラメータを抽出します。式があるだけでは割り当て済みとはしません。
表示と変更の管理
高速な表、プロジェクト区画ごとの列、検索、並べ替え、列幅とグループ状態の保存により、大きなリストを扱えます。「設定 → 色」で行の背景を由来別、文字色をデータ タイプ別に設定でき、テーマと太字も調整可能です。基本設定にはライセンスと更新機能もあります。
一括編集前にドキュメントのコピーを保存してください。プレビューとレポートを確認してください。一つの操作が失敗しても、処理全体が取り消されるとは限りません。メイン ウィンドウの「キャンセル」は未確定の変更を戻し、「適用」は現在の段階を確定します。SPF は別途ファイルへ書き込まれ、キャンセル時に保存済み状態への復元を選べます。









